ちょっと中音域がぶつかりぎみながらも新境地の楽曲と華やかな BGA で多くの支持を集めた sasakure.UK 氏、
氏独特のリズム感でトリッキーな譜面を演出し後半のブラスが気持ちいいねこみみ魔法使い氏。
人気どころカードとして組ませていただきましたが、遅刻などもあり想像以上に差が開いてしまいました。

ファイル容量をふんだんに使用し美麗な BGA も伴ってゴージャスな空間を演出した wata 氏、
BMS では異例の 4 分超という大作ながらも楽曲の展開と BGA により飽きが来ず涙腺を刺激する O-SE 氏。
このカードが一番組み合わせに悩んだのですが結果的に接戦になったのでよかったかなと思います。

シンセとクラブジャズがうまく融合していてずっとこの空間にいたいと思わせてくれる nu 氏、
軽快なリズムと懐かしさを感じる音選びのメロディーで心が弾む TIMA 氏。
おしゃれ系対決ではお二方とも直球勝負でこちらも最後まで接戦でした。

気合の入った音でこれでもかこれでもかと攻め立てる Plastiksoulman 氏、
反則スレスレの大ネタを引用して譜面の楽しさを印象付けた Ino 氏。
こちらは唯一対戦者の希望が揃った上でのカードであり、両者の覚悟は相当のものだったろうと思われます。

やや短いながらもいろいろな思いを詰め込んで激しい中に悲しさを感じさせる elephant&rose (甘党産) 氏、
やや長いながらも唯一無二の作風でフェードアウトが終わるまでプレイヤーを引き込ませる the mlf (チトセ) 氏。
BMS の楽しさを知らしめるというカードでしたが、思った通り、いやそれ以上に楽しくて両極端なカードになりました。

綿密な音作りの結果打鍵感も素晴らしく、BGA とも融合しこれぞ BMS の極みといえる TAK 氏、
綿密な音作りのギターで SC-88Pro 使いを震撼させ、やはりこれも BMS の極みといえる曲調の hammer 氏。
事情により当初の予定とは異なったカードとなり、作者の年齢差も最大となりましたが共通点もいくつかありましたね。

主催者であるので本来出場予定はありませんでしたが事情により参戦となった私 Yamajet、
手描き BGA で斬新さを見せつつもノスタルジーを感じる曲調で実に 6 年ぶりの新作となった MIKAMI 氏。
結果的に見れば作者各々の作風をそのままに、両者新しい挑戦というエッセンスを加えたカードだったかなと思います。

最初は組んでいた我々スタッフでも一番の不安要素であった対戦カードでしたが、
こうやって振り返ってみると最後まで接戦だったカードもいくつかあり、運営側としてはほっと安心しました。




orangentle さんからこの企画の原案を聞いたとき、私にはあまりにも荷が重過ぎると思いました。
公募システムはまだ出来そうな気はしていましたが招待というものの難しさ、責任感というものは大変なものです。
そもそも現在 BMS を長いことリリースしていないというのは、つまり私生活、
たとえば仕事でまとまった時間がなく、作りたいという気持ちはあれどリリースができない、といった人だっていてもおかしくないのです。
それを承知の上で、じゃあ自分のサイトでイベントやるから作ってくださいというのは気が引ける、という思いが強くありました。

しかし考えてみると、そのようなことをできる場所が今や当サイトくらいにしかないのも事実です。
幸い当サイトは前管理人 hail 氏の代のころ、URL もまだ www.bmsjournal.net だったころから続く、
BMS 界において歴史のあるサイトであることは確かです。
またこのような形式とは違いますが似たようなイベントをいつかやりたいと思っていた節もありました。
そして友人であるパラノイアのうまい Y 君に江古田で「とりあえずやってみなよ」と言われたのをきっかけにこのイベントを実行するに至ったのでした。




今回のイベントには反省点が多々あります。
まず何よりの反省点は招待メール送信者の私が BCC という機能をこの年にしてよく理解していなかったことです。
パイの実をこよなく愛する某作者さんに後日聞いた話なのですが、どうやらメーラ側がスパムと判断しごみ箱に移動されていたケースもあったようです。
これは多分ひとつのメールに 38 件の BCC 指定をして送信したためかと思っております、が詳しい事情はわかっておりません…。
とりあえず現在進行中である BMS Starter Pack の楽曲収録依頼メールでは BCC を使用せず、一件一件確実に送信しておりますのでご安心ください。

そしてサーバまわりの件です。
こういう気合の入ったイベントですから、当然作者さんも気合を入れてリッチな音質で来ることは予想できておりました。
となると莫大な転送量によりサーバダウンするなんていうことは誰にでも予想しうるものだったはずです。
この点におきましてはファイルのミラーにご協力下さった tnj さん、rate-dat さんに大変感謝しております。ありがとうございました。もう少しよろしくおねがいします。
もう少しするとあの BMS プレイヤーの最新版が進化し、それに伴ってファイルサイズは大幅に減少するので、
もし次回があってもその時は考える必要がないんですけどね。




準備期間まで含めると 11 ヶ月以上となった一大プロジェクトもようやく終わりを迎えました。
次にイベントをやるとしたら何かこう、ローリスクハイリターンなイベントがいいなと思います。
気楽に参加できて反響も大きく、どの作品も接戦になるような。
それとは別に通常の B.J.Cup 8thstage もそろそろ開催していきたいなと思っております。
次回のお題はそうですねえ、そろそろトランスリベンジとかいかがでしょうか。

それでは Renaissance にご参加いただいたすべての皆様へ。
ありがとうございました!